●より詳しく説明すると
・離脱作用
カフェインは身体から抜ける際に、普段からどれだけ摂取してるかにもよりますが離脱作用として頭痛や眠気、吐き気を伴うことが少なくありません。
そのためファスティング中に少しでも体調良く過ごすために、ファスティングに入る前に離脱作用を済ませておきましょう。
ファスティングで体調が悪くなってるわけではなくても、初めての方は区別をつけることができません。せっかくのファスティング期間なので、ストレスフリーに過ごせるようにしっかり準備をしましょう。
・ミネラル、めっっっっちゃ大事!!
カフェインはミネラルの吸収を阻害するため。
身体の中には3000種類以上の酵素があります。これらはビタミンやミネラルがないと働きません。
酵素はさまざまな働きに関与していますが、マグネシウムはその中でも600種類以上に関与していて、生命の基礎ミネラルと言っても過言ではありません。
例えば、
・摂った糖をエネルギーにかえる時も
・タンパク質を合成するのにも
⇒筋肉、髪、肌やホルモンなども
・ミトコンドリアの働きにも
⇒95%のエネルギーはミトコンドリア出る作られる
⇒脂肪もミトコンドリアの中で燃える
つまりミトコンドリアの働きが悪いときは、脂肪も燃えづらいです。
また、鉄もとても大事。
・新陳代謝
・造血
・ミトコンドリアの働き
・解毒(デトックス)の酵素にも必要
・脳の神経伝達物質の代謝
⇒セロトニンやドーパミン、アドレナリン、ノルアドレリンなど
つまり鉄が足りてないと代謝を落としたり、解毒ができない身体になったり、脳の働きが低下し、うつ、被害妄想、情緒不安定などになりやすくなります。
つまりミネラルの吸収が悪くなるということはさまざまな弊害がありますが、ファスティングに大きく関与するのは
・脂肪燃焼効果が落ちる
・デトックスしづらくなる
このあたりをポイントとして覚えて頂ければと思います。
・アドレナリンにより血糖値を乱すため
まず人が空腹に感じるのは
・血糖値が下がってるとき
・脳にエネルギーが足りてないとき
です。
なのでファスティング中に空腹感やストレスを感じさせないようにするには、血糖値の安定がカギとなります。
カフェイン摂ると
⇒アドレナリンを上げる
⇒自律神経が乱れる
⇒交感神経が優位になる
⇒血糖値を急に上げてしまう
⇒血糖値が急に下がってしまう
⇒上がり下がりの繰り返し
と、血糖値の乱高下が起きてしまいます。
血糖値の乱れは早い人で6時間、普段から乱れがちな人はその乱れが直るまでに何日もかかります。
・代謝と空腹感に影響する
交感神経優位な状態は代謝が悪くなるし、ファスティング中は空腹感が出るのでカフェインは早めに控え血糖値を安定させておくことが大切です
・COMT代謝に関与
体内で作ったアドレナリンは使い終わったらゴミに捨てなくては行けません。その処理を行う酵素がCOMTなのですが、コーヒーに含まれるクロロゲン酸を処理するのに追われると体内で処理すべきアドレナリン、ドーパミン、ノルアドレナリン、エストロゲンなどの処理が間に合わなくなります。
エストロゲンが処理できず、体内で過剰になっていくと乳がんや子宮頸がんなどの原因となるので女性にあまりカフェインをお勧めしない理由はここにもあります。
またCOMTを働かせるのにもマグネシウムは必須になります。カフェインは尿からマグネシウムの排出を促してしまうので、普段からカフェインを多く摂る方はミネラル不足になっているかもしれません。
・デトックスに影響する
脂肪燃焼はダイエットだけではなく、身体の有害物質は脂肪に蓄積しやすいため、脂肪を燃やす=体に溜まった有害物質のデトックスにもつながります。