●準備食ポイント
肉、魚、卵、チーズや乳ヨーグルトなどの乳製品など動物性たんぱく質を抜いて、玄米や雑穀米、白米、フルーツなどと、下記をまんべんなく食べるようにしてください。
和食にこだわらなくても、小麦を避ければイタリアンでもOKです。
(イタリアンは砂糖など甘みを使わないのでオリーブオイルの使い過ぎに気を付ければ準備食として良いメニューです。)
小麦、乳製品、カフェイン類(コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶など)は控える。
料理に甘みを付ける際は白砂糖を極力避け、てんさい糖、みりん、ハチミツなどを使う。
料理に使う少量の炒め油、ドレッシングの油などは問題ありませんが使いすぎは控える。
お肉、お魚のダシは大丈夫ですので、鶏ガラスープや鰹だしのみそ汁などは問題ありません。お浸しや豆腐に乗せる程度のカツオ節は問題ありませんのでご安心ください。
昆布ダシのネバネバ成分のフコイダンが免疫機能向上、抗酸化、コラーゲン分解抑制、ヒアルロン酸分解抑制、ヒアルロン酸合成促進効果などあるのでオススメです。
揚げ物、油たっぷりの炒め物(特に中華系)はお控えください。
軽い炒め物程度の油は大丈夫です
→良質な菜種油、オリーブオイル、米油、ココナッツオイル、ギーなど
サラダのドレッシングに使う程度の油は大丈夫です
→良質なオリーブオイル、亜麻仁油、エゴマ油、MCTオイルなど
和食は甘味料を良く使うので、イタリアンのようなシンプルな味付けがオススメです。
フルーツは大丈夫です。
米などの炭水化物、フルーツの糖質は問題ありませんが、パン、パスタ、うどんなど小麦は残留農薬や、グルテンの問題もあるのでお控えください。
蕎麦は十割蕎麦なら大丈夫です(二八蕎麦は小麦が入るのでお控えください)
食物繊維を意識して摂ると腸内環境が良くなりファスティング中に便が出やすくなります。
→豆乳ヨーグルトやオートミールなど
特に発酵食品は意識して食べてください。
→菌が生きた味噌、ぬか漬け、キムチ、納豆など
ファスティング中の飲み物は基本的に水、炭酸水、ノンカフェインのハーブティー、健康茶(小豆茶、黒豆茶、くわの葉茶、野草茶など)をお飲みください。
ハーブティーはできればオーガニック、ノンカフェイン、無香料をお選びください。
昆布ダシを取っておいて、昆布湯に叩き梅を入れた梅昆布湯もオススメです。抗酸化、美容効果、排便、腸内環境改善、免疫機能向上、粘膜保護効果がありますし、グルタミン効果で気持ちもホッとします。ダシを取った後の昆布は細く切ってキンピラにしています。
準備食では【まごにはやさしいわ】を意識して摂ってください。まごにはやさしいわ の食材はミネラルと食物繊維が豊富で、特にミネラルは代謝を促進させるために必要な栄養素です。
特にマグネシウム、亜鉛、鉄が多く含まれる食材を意識するとファスティングの効果を高めます。
【ま・ご・に・は・や・さ・し・い・わ】
ま・豆類、豆富
ご・ごま類
に・肉(ファスティング前後は摂らないでください)
は・発酵食品、漬物、お酢
や・野菜
さ・魚(ファスティング前後は摂らないでください)
し・椎茸、キノコ類、生姜
い・芋、穀物類(米、発芽させた玄米、雑穀)
わ・わかめ、海藻(もずく、めかぶはオススメ。)
または、こちらの食材表を参考にしてください。